ピル・アフターピルについて
低用量ピル
低用量ピルには、卵胞の発育を抑え、受精卵の子宮内膜への着床を抑えて妊娠しにくくする働きがあります。また低用量ピルは子宮内膜の発育を抑えるので、月経痛や月経量を軽減する作用があります。
その他にPMS(月経前症候群)の改善、ニキビを抑える作用も持っています。
月経痛が高度で日常生活に支障をきたしている場合は、保険適用の低用量ピルがあります。
一般的な副作用
- 吐き気、頭痛、むくみ等のマイナートラブル。
これらは内服開始後1ヶ月以内に消失するケースがほとんどです。 - 血栓症(血液が固まりやすくなり、血管が詰まってしまう病気)
低用量ピルを服用している女性では、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが少し高くなることが指摘されています。
料金(消費税込)
ピル初診料 | 1,200円 (日曜日 +500円) |
---|---|
ピル再診料 | 600円 |
薬剤価格(消費税込)
マーベロン 28 | 3,000円/シート |
---|---|
ファボワール 28 | 2,800円/シート |
トリキュラー 28 | 3,000円/シート |
ラベルフィーユ 28 | 2,800円/シート |
緊急避妊ピル(アフターピル)
アフターピルは万一、避妊を失敗した時の為の緊急用ピルです。女性が”やむを得ず”避妊に失敗した際に、アフター-ピルを服用します。アフターピルは性行為後72時間以内に服用を開始していただきます。
その作用機序は受精卵が子宮内膜へ着床しにくくしたり、排卵前であれば排卵を遅らせるなどして、妊娠を回避すると考えられています。妊娠を100%回避できるわけではありません。
また緊急避妊ピルを内服後も、その後の性行為で妊娠する可能性がありますので、次の月経まではコンドームを併用するなどして避妊をすることが重要です。
緊急避妊ピル内服を希望される際には、医師から十分な説明を受けてから内服してください。
料金(消費税込)
ピル初診料 | 1,200円 (日曜日 +500円) |
---|---|
ピル再診料 | 600円 |
薬剤価格(指導料含む、消費税込)
ノルレボ錠 | 11,000円 |
---|---|
プラノバール錠(ヤッペ法) | 5,500円 |