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漢方外来について
漢方の診療(東洋医学)は、身体や心、またその両方のバランスが崩れることで病気になると考えます。体から発せられる様々なメッセージを受け取って、体の状態を把握し、その結果適切な漢方薬を決めていきます。つまり全身を診て、崩れたバランスを見つけ、そのバランスをもとの正常な状態に戻すことで、病気の治療を行っています。そのため西洋医学では病気ととらえられないような、検査をしたけど異常が見つからない、なんとなく調子が悪いといった症状などに、漢方薬が力を発揮することがあります。漢方では心と身体を「心身一如」としてトータルに考えます。気のせいとして片付けられていた様々な不調やつらい症状がすこしでも改善するように、当院では身体と心にあった漢方薬の処方に努めています。
また単に漢方薬を処方するだけではなく、生活習慣や食事などにも気を使い、身体や心のバランスを整えるように指導させていただいています。
また女性に多い、女性ホルモンの変化によっておこる様々な症状は、漢方薬が得意とするところで、更年期障害や月経不順、月経痛、冷え、肩こり、イライラ感、不眠症などは漢方薬で改善する場合が非常に多いです。
以下に示した症状は、漢方薬が得意とする症状の一部です。このような症状でお困りの方、またそれ以外の症状をお持ちの方で、漢方薬をはじめとした東洋医学に興味を持たれている方は一度ご相談ください。
- 身体や手足が冷える
- のどが渇きやすい
- 手足がむくみやすい
- 生理痛がつらい、生理不順など、生理に関して悩みがある
- 更年期のホットフラッシュ(顔面ののぼせ)、めまい、動悸など
- 天気の悪い日に起こりやすい頭痛
- テストや発表会前など緊張すると下痢になりやすい
- お腹の冷え、冷たいものを摂取すると下痢になりやすい
- 便秘
- 喉の奥に何か引っかかっていたり、詰まった感じがする
- 脳外科で異常のない頭痛、めまい、ふらつきなど
- イライラしやすかったり、落ち込みやすいなど、気分が安定しない時がある