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肺炎球菌ワクチンとは
肺炎とは細菌やウイルスが体内に入り込み、肺に感染して起こる病気で、日本の死亡原因では第3位を占める病気です。特に慢性疾患にかかっていたり、合併症などを患っている高齢者が多いため、65歳以上の死亡のリスクが高くなっています。
現在の日本では、肺炎球菌ワクチンによる高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種(公費助成あり)を受けられるようになりました。初回接種が助成対象であり、2回目以降は全額自己負担で受ける制度になります。
ご高齢の方や、合併症を患っている方、呼吸器疾患や心臓疾患、免疫が低下する疾患の持病がある方は再接種を検討されます。
5年以内に再接種した場合、初回よりも副反応が強く現れると報告されていますので、5年以上の間隔をあけて接種する必要があります。
肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎の発症や重症化を予防する効果が期待されているワクチンですので、定期接種をお勧めしていますが、かかりつけの医療機関や医師に相談したうえで接種を受けてください。
接種の対象者
助成対象の方
・初めて摂取する方で、2020年度、2021年度、2022年度に、「65・70・75・80・85・90・95・100歳」になられる方
(2020年度、2021年度に接種できなかった方はコロナ禍による特例の助成対象となります。)
・60歳から65歳未満の方で、心臓・腎臓・呼吸器の持病をお持ちで日常生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほぼ不可能な程の障害がある方
助成対象外で接種希望の方
・初めての摂取で、助成対象年齢に該当しない方
・今回の摂取が2回目以降の方
肺炎球菌ワクチンの費用
費用は当院までお問い合わせください。