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子宮がん検診についての
症状がなく、検診を希望される場合は保険が適応されず自費になります。子宮がん検診についてはお住いの自治体から補助が出る場合があります。
大阪市では対象者は400円のご負担で検査を受けていただけます。無料のクーポンをお持ちの場合は無料で検査可能です。
当院では自覚症状のない方の場合、子宮頸がん検診と子宮や卵巣の超音波検査を希望される場合、9,000円(診察料含む、消費税込)で検査を受けていただけます。
出血などの症状がある場合は、保険が適応になることがありますのでご相談ください。
子宮がん検診でどんな病気がわかるのでしょうか?
子宮がん検診は、一般的に「子宮頸がん検査(視診+子宮頸部細胞診+内診)」のことを示します。当院の子宮がん検診では、子宮頚部だけでなく、子宮体部や卵巣に異常がないか「経腟超音波検査(経腟エコー)」を組み合わせて検査します。経腟超音波検査で、子宮頸がん検査や内診でわからない小さな疾患や、子宮体部や卵巣の疾患があるかどうか判断します。
子宮頸がん
子宮頸部細胞診で子宮頚部の細胞を採取し、がん細胞や、がんになる前の病変の有無を判断します。
子宮体がん
子宮内膜細胞診で、がん細胞や、がんになる前の病変の有無を判断します。
子宮筋腫
大きくなった筋腫は婦人科内診で判断できますが、確定診断するには、経腟超音波検査を行う必要があります。
子宮内膜症
発症の場所によって検査が異なりますが、経腟超音波検査で発見することが出来ます。子宮周辺以外の場所に発症しているケースでは、内診で発見できることもあります。
卵巣腫瘍(卵巣嚢腫:良性の卵巣腫瘍、卵巣がん:悪性の卵巣腫瘍)
大きくなった卵巣腫瘍は婦人科内診で判断できますが、腫瘍が良性か悪性かを診断するには、経腟超音波検査が必要になります。
検査の内容
子宮頸部細胞診
子宮頚部からに専用の綿棒やブラシなどを用いて細胞をこするように採取します。
採取した細胞から、子宮頸がんや癌になる前のがん病変があるか検査します。
婦人科内診
- 異常の有無を確認するために視診を行います。
- クスコ(腟鏡)と呼ばれる器具を入れ、膣内や子宮頚部を確認していきます。出産経験や性交未経験の方には、クスコの大きさの変更や、膣ではなく肛門から器具を挿入する直腸診・超音波検査などで対応します。
- 子宮の異常がないか卵巣の腫れがないかなど、膣の中に指を入れ、お腹の上からも押さえながら触診を行います。
経腟超音波
子宮や卵巣を検査するために、膣の中に細長い超音波の機器を挿入し、観察します。お腹の上からの超音波検査よりも小さな病変を発見することが可能です。
子宮内膜細胞診
子宮口から細い器具を挿入し、子宮内部の細胞を採取します。子宮体がんや、がんになる前のがん病変の有無を検査します。
受診時の注意点
・月経中は出血により細胞が充分に採取できない可能性があり、検査の精度も下がります。月経と被らないように受診することをお勧めします。
・下着を脱いで診察台へ上がりますので、ゆったりとしたスカートなどで行くとスムーズに検診を受けることが出来ます。