性感染症は、病気によって自覚症状がないため、気付かないうちに感染していることがあります。性病ドッグは、人間ドックなどと同じく「自覚症状がない方」に「頸管粘膜検査、咽頭検査、皮膚検査、血液検査など」を行い、性感染症の早期発見・予防を目指します。

• クラミジア感染症
• ヘルペス感染症
• 梅毒
• 淋菌
• 尖圭コンジローマ
• HIV（エイズ）
• トリコモナス

性感染症は感染後にすぐ症状が出るわけではなく、全て潜伏期間があります。この潜伏期間には個人差があり、病気の種類によって異なり、感染して数日後に症状が現れる場合と何週間、何カ月と症状が出ない場合があります。

ここでは、それぞれの性感染症の潜伏期間をまとめました。

クラミジア　：1～3週間

淋病(淋菌)　：2～7日

トリコモナス　：5～14日前後

梅毒　：10～90日(平均は約３週間後)

HIV　：2週間～

ヘルペス　：2～10日

尖圭コンジローマ　：3週間～8ヶ月

B型肝炎　：2週間～6か月

C型肝炎　：2週間～6か月

これらは、あくまでも目安になります。性感染症の種類によっては、発症しても無症状のケースもあるので、潜伏期間を過ぎているからといって感染していないと自己判断してはいけません。潜伏期間や症状の有無に関わらず、性感染症の感染に疑いがある場合、先ずは検査を受けることがとても重要になります。

ご自身だけでなく、パートナーに感染するリスクもありますので、心配な方は定期的に性感染症ドックを受けることをおすすめいたします。

また、感染の疑いがある日からどれくらいの時間が経過すれば検査が可能になるかも病気によって変わります。項目によっては、検査を受ける日が早すぎると、正確な検査結果がでない場合などがございますので、お気軽に当院にお問い合わせください。